舞妓はレディ
舞妓はレディとは?
「Shall we ダンス?」の周防正行監督が描く、舞妓を目指す田舎娘の奮闘記
京都の小さな花街を舞台に、舞妓に憧れて田舎から出てきた方言バリバリの少女の成長を描く。主演の上白石萌音ら、出演者が歌い踊る華やかなミュージカルシーンが見どころ。
周防監督にとって本作は、20年越しの企画。ヒロイン春子を演じた逸材・上白石萌音との出会いが、監督の心に火を付けたという。
2020年8月22日 23:59まで配信
舞妓はレディの予告動画は、こちら
舞妓はレディのあらすじ ネタバレ
京都にあるお茶屋・万寿楽に、舞妓になりたいという少女・春子が現れる。女将の千春は彼女を追い返そうとするが、言語学者の京野はコテコテの鹿児島弁と津軽弁を話す春子に興味を抱く。彼が後ろ盾となったことで、春子は舞妓への第一歩を踏み出すが…。
舞妓はレディの作品概要
監督 周防正行
音楽 周防義和
脚本 周防正行
製作
石原隆
市川南
宮前周次
石川豊
柴田嘉章
細井俊介
小形雄二
舞妓はレディのキャスト紹介
(西郷春子) 上白石萌音
(京野法嗣) 長谷川博己
(小島千春) 富司純子
(百春) 田畑智子
(里春) 草刈民代
(豆春) 渡辺えり
(富さん) 竹中直人
(高井良雄) 高嶋政宏
(西野秋平) 濱田岳
(市川勘八郎) 小日向文世
舞妓はレディの再生時間
135分
舞妓はレディの感想
今となっては人気の女優さんである、上白石萌音さん。『君の名は。』で声での演技が注目され、『溺れるナイフ』や『ちはやふる』などヒット作にも数多く出演しています。
そんな彼女が初めて大役を務めたのがこの作品でしょう。誰がどう聞いても、オードリーヘップバーン主演の有名な映画『マイ・フェア・レディ』の語呂な『舞妓はレディ』。ストーリーもマイ・フェア・レディをほぼ完全にオマージュしているようです。
津軽弁と鹿児島弁が混ざった独特の方言で喋るヒロインは、歌っている時も同じ日本語なのに字幕がないと何を言っているのか分かりません(笑)そんな彼女が憧れた、品のある京言葉をつかう舞妓になるまでの日々をミュージカル仕立てで演出しています。
色鮮やかな着物と趣を感じさせる京都の風景が絶妙にマッチして、華やかな最後の歌のシーンは日本らしさをこれでもかと詰め込んだシーンになっていました。
今でも歌唱に定評のある上白石さんですが、今よりもどこか田舎っぽいウブさと少女のあどけなさが残っているのが、今回の役どころにもぴったりで素敵ですね。
「邦画」カテゴリーの関連記事