貧乏神が!
貧乏神が!とは?
ジャンプスクエアの前身である『月刊少年ジャンプ』2006年8月特大号に掲載された手塚賞入選作『帰って下さい。』を原案とした、人間の運を争奪するコメディ漫画。話数カウントは「Round-」で、各話のサブタイトルにはその話に出てきた台詞(決まり文句)が使われている。
『ジャンプスクエア』2008年5月号に読切『ハイド博士の実験ノート』を掲載してから、わずか2か月後に連載が決定した。連載開始から6か月連続かつカラーページ付きで掲載されたこともあり、通常のページ数を半分に分けたハーフサイズの2本立てを掲載することもある。
単行本第1巻が2008年11月4日に発売されることに伴い、『週刊少年ジャンプ』2008年49号に特別編が掲載されたほか、『ジャンプスクエア』創刊1周年記念として創刊された『ジャンプスクエアセカンド』Vol.002、Vol.003にも番外編が掲載された。
作中には、『週刊少年ジャンプ』および『ジャンプスクエア』で活躍する漫画家や漫画作品を中心としたパロディが多く盛り込まれている。また、オマージュやメタフィクション的なギャグも盛り込まれている。
『ジャンプスクエアラボ』Vol.2にてテレビアニメ化が発表され、2012年7月から9月まで放送された。また、同年に小説化されている。
貧乏神が!の予告動画は、こちら
貧乏神が!のあらすじ ネタバレ
人並外れた強運で、努力とは無縁の人生を歩んできた幸運少女桜市子。
しかし膨大な運気を持つ彼女は、人間界の「運」のバランスをどえらく乱していた!
世界の均衡を保つべく、貧乏神の紅葉が市子にとり憑いた!!
貧乏神が!の作品概要
監督/演出
原作/脚本
貧乏神が!のキャスト紹介
貧乏神が!の感想
「私のいない間に、お願いランキング録画しておいてもらえます?」
日常ネタや下ネタ、ジャンプネタを多数盛り込んであり、所々でくすりと笑えて感動できるアニメ「貧乏神が!」。原作はジャンプスクエアで連載されていた漫画であり、全16巻が発行されています。
主人公である桜市子役は、大人気声優である「ざーさん」こと花澤香菜さん。花澤香菜さんといえば可愛らしく透明感のある声が特徴的な声優さんですね。妹キャラや元気キャラなイメージが強いですが、この桜役では彼女の野太い叫び声を多々聞くことができます。
容姿端麗、頭脳明晰、スポーツ万能であるにもかかわらず努力の経験なし。学校中の男子からの人気者で、クラスの女子からのひがみも、「下から見上げるだけの庶民はこれだから困るわ」と一笑する主人公の桜。彼女は幸福エナジーが異常な量であり、周りの人間の幸福エナジーを吸い取り不幸にしてしまうという特性がありました。その桜の前に現れたのが、「あなたという人間を他の人間と平等にするために参りました。」という、幸福エナジーを吸い取る神、紅葉(内山夕実)。この二人の主人公を中心に巻き起こるドタバタコメディーです。
連載元がジャンプスクエアということで、ジャンプ関連のオマージュが沢山散りばめられています。第7話では、桜が窃盗の濡れ衣を着せられ警官に囲まれてしまいます。しかし、桜はその濡れ衣を、さらに別人にかぶせて逃げてしまうのですが・・・その「別人」が次の日、桜のクラスに転校してきて・・・
「げ!やっべー!」と慌て、頭を抱える桜。「そうだ!変装すればいいんだ!」と笑顔になる桜だが、次の瞬間、桜の作画が北斗の拳のケンシロウに・・・そしてそれを見た紅葉は「負けん!顔真似対決ね!」とラオウに・・・音楽もどこか北斗の拳らしさがあり、原作を見ている方なら思わずくすりとしてしまうシーンです。
幸福エナジーを吸い取る為に来たという紅葉を当初はうっとおしがっていた桜ですが、共に過ごすうちに、徐々に友人として心を許していきます。
人の幸せしか考えられない人は、いつか自分自身を破滅させる。そういう紅葉の言葉の裏には、桜の過去が隠されていて・・・そして、桜は紅葉を助けるために奔走する。第1話視聴時には、こんなめちゃくちゃな性格の主人公なのによく人気がでたなあ・・・と思っていましたが、だからこそ桜の不器用な優しさや良い部分を知るたびに、そのギャップに桜の虜になっていく・・・
テンポの良いギャグアニメの中にシリアスな展開もしっかり落とし込まれていて、笑いながら感動して泣けるアニメです。
貧乏神が!の動画が見れるサイトは?
「アニメ」カテゴリーの関連記事