とどめのパラレル
とどめのパラレルとは?
【「トドメの接吻」Huluオリジナルストーリー】俺はキスで殺される。そして7日前に遡り生き返…らない、もう一つの世界が存在する―。主人公・旺太郎 (山﨑賢人) の“死後の物語”を描くHuluオリジナルストーリー! 旺太郎の遺体が残る“恐怖の現実世界”で繰り広げられる、ゾクッとするような人間模様と、繰り返し待ち受けるバッドエンディング…
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とどめのパラレルのあらすじ ネタバレ
第1話
クリスマスイブの夜、ナンバーワンホストの堂島旺太郎 (山﨑賢人)(源氏名、エイト) は、個人資産100億の社長令嬢・並樹美尊 (新木優子) を落とそうとするが、謎の女 (門脇麦) にキスで殺されてしまう。旺太郎の死体を発見した後輩ホストの和馬 (志尊淳) と店長の辻 (弓削智久) は、店の営業を続けるために死体を隠蔽しようと画策するが、そこに美尊を探しにやってきた長谷部 (佐野勇斗) が現れる。辻は口封じの為に、長谷部に襲いかかり…。
第2話
個人資産100億の女・美尊 (新木優子) に近づく為、並樹乗馬倶楽部の初乗り会に潜入した旺太郎 (山﨑賢人) と和馬 (志尊淳)。旺太郎が和馬を残し、馬場に一人きりでいる美尊と話していると、突如として立てかけてあった大量の鉄骨が旺太郎をめがけて倒れて来る。鉄骨の下敷きになり身動きを取れないでいる旺太郎と美尊の前に、またしても現れたキス女 (門脇麦) は、旺太郎をキスで殺害。そして、自らもその場に倒れた。唖然としている美尊だったが、その後何者かに襲われ…。警察の取調べで集められた長谷部 (佐野勇斗) たち乗馬倶楽部の部員たちは、憤りを感じながらも犯人探しを始め、ある人物に見当をつけるが…。
第3話
ホテル王並樹グループの令嬢・美尊 (新木優子) は、旺太郎 (山﨑賢人) への愛が報われず逆上した和馬 (志尊淳) に包丁で斬りつけられ、頬に大怪我を負ってしまった。そのせいで美尊の信頼を失い、並樹家に取り入る術をなくした旺太郎は、7日前に戻ってやり直す為、宰子 (門脇麦) の唇を奪い、そして死んだ。それから3ヶ月…。頬に大怪我を負った美尊は家に閉じこもり、兄の尊氏 (新田真剣佑) としか顔を合わせることが出来ず、心から笑うことが出来なくなっていた。そんなとある日、部屋に投げ込まれた紙ヒコーキ。それは、寛之 (佐野勇斗) からの手紙だった。手紙の内容は他愛のないことばかりだったが、寛之の優しさに次第に心を開き始めた美尊。しかしそんな矢先、美尊にとって更に辛い悲劇が待ち受けていて…。
第4話
旺太郎 (山﨑賢人) が宰子 (門脇麦) にキスの契約を持ちかける一方で、尊氏 (新田真剣佑) は美尊 (新木優子) に正式に結婚を申し込んでいた。2人の間に入り込む余地のなくなった旺太郎は、宰子とキスをして7日前に戻ろうとするが、宰子に拒まれてしまう。旺太郎は宰子にキスをさせようと決死の覚悟で、ビルの屋上から飛び降りる…! そして、旺太郎は死んだ。しかしこの話は、宰子が旺太郎をキスで助けなかった世界のお話…。自責の念にかられる宰子。そんな彼女に更なる悲報が…。それは祖母が他界したという報らせだった。タイムリープして祖母に会いたい宰子だが、もう旺太郎はいない。そんな宰子の前に現れる会社の上司や同僚、ナルキッソスのホスト…宰子は旺太郎とは別の誰かとキスをするのか…。そして迎える悲しい結末とは…。
第5話
尊氏 (新田真剣佑) と美尊 (新木優子) の婚約披露パーティーに潜入し、ついに尊氏を潰す鍵となるビデオテープを手に入れた旺太郎 (山﨑賢人)。しかし一方、母・光代 (奥貫薫) が、転倒し意識不明の重体の連絡が入ったが、作戦を優先した為に母の命を救うことが出来なかった。宰子 (門脇麦) の「過去は駄目でも、未来は変えられるかもしれない」という言葉に、旺太郎は母の命のある未来に変える為、宰子とキスをする。そして、旺太郎と宰子は死んだ。2人の遺体の傍に近づく影、興信所の男・根津 (岡田義徳) である。根津はビデオテープを拾い、郡次 (小市慢太郎) に取引を持ちかける。しかし、郡次が待ち合わせ場所にやってくると、根津はすでに息絶えていた…。
第6話
尊氏 (新田真剣佑) を潰すためのビデオテープのコピーを求め、香港に向かった旺太郎 (山﨑賢人) であったが、見つけることができず帰国。そこで待ち受けていたのは、長谷部 (佐野勇斗) が死んだ、というニュースだった。実は長谷部は、その前の晩にビデオテープについて問いただすために尊氏と待ち合わせていたが、代わりに現れた布袋 (宮沢氷魚) によって殺されていた。それから尊氏の人生の歯車は狂い出した。しかしこの話は、その時尊氏が長谷部に会って布袋を止めた世界の話。尊氏は全て自分が悪かったと謝罪し信頼を回復。美尊 (新木優子) へのプロポーズも成功。一方旺太郎は、その状況を挽回しようと宰子 (門脇麦) とキスをし、死んだ。旺太郎もいなくなった世界で尊氏の人生は順調に進んでいるように見えたが、尊氏はある恐ろしい可能性に気付いてしまい…。
第7話
尊氏 (新田真剣佑) を思うあまり布袋 (宮沢氷魚) が旺太郎 (山﨑賢人) を殺害。宰子 (門脇麦) は旺太郎を救う為、美尊 (新木優子) とキスをし、ふたりは死んだ。美尊が死んで、尊氏の人生は一変した。仕事で取り返しのつかないミスを犯し、12年前の海難事故の原因が尊氏だということも長谷部 (佐野勇斗) に暴露された。そうして、尊氏は全てを失い…歌舞伎町でホストになった。尊氏 (源氏名:ナイン) は布袋 (源氏名:ミッチー) とともに昇りつめ、すぐに「ナルキッソス」のNO.1になった。尊氏を心配して店を訪れる菜緒 (堀田茜)、真凛 (唐田えりか)、奈々子 (山本亜依)。しかし、彼女たちを手玉に取り自分の虜にしていく尊氏。なぜ彼は、そこまでホストにこだわるのか…。そこには、彼にしか分かり得ない狂気に満ちた確固たる想いがあった…。
第8話
宰子 (門脇麦) の秘密に気づき始めた尊氏 (新田真剣佑) は、宰子を捕まえその秘密について問い詰めるが、そこに父・旺 (光石研) の犯罪を止める為にタイムリープしようとやってきた旺太郎 (山﨑賢人) が、宰子を奪いキスをする。そして旺太郎と宰子が死に、その場にいた尊氏が警察官に疑われるも、布袋 (宮沢氷魚) が仕組んだことだと証言。尊氏は疑いを晴らしたが、罪をなすりつけられた布袋は、世間から殺人犯と認識され、刑務所から出所後も荒れた生活を送っていた。そんなある日、布袋に手を差し伸べたのが真凛 (唐田えりか) だった。2人はお互いに愛に見捨てられた境遇を打ち明けあい、そして、一晩をともにした。あくる朝、布袋が今までのいきさつを全て話すと、真凛はあることに思い当たり、それをネタに尊氏をゆすり、一緒に人生をやり直そうと提案するが…。
第9話
尊氏 (新田真剣佑) に囚われた宰子 (門脇麦) を救う為、2人のいる工場にやってきた旺太郎 (山﨑賢人)。旺太郎は尊氏に殺されかけるが、タイムリープしようと宰子とキスをし2人は死んだ。その様子を見た尊氏はあることに気づきその場を立ち去った。一方、入院をしていた長谷部 (佐野勇斗) は、旺太郎と尊氏がいなくなった今、美尊を幸せにできるのは自分しかいないと事件現場に赴き、事件の真相を解明しようと動き出す。全ての元凶が宰子だと確信した長谷部は、菜緒 (堀田茜) と共に宰子のアパートを訪れ、部屋の中を調べ始める。手がかりを掴めないでいる長谷部に、菜緒はちょっかいを出し長谷部をベッドに押し倒す! しかし、じゃれている2人がいい雰囲気になっている中…なんとベッドの下には郡次 (小市慢太郎) が潜んでいて出られないでいた…。
第10話
【最終話】春海 (菅田将暉) とのキスで3か月前にタイムリープした旺太郎 (山﨑賢人) は、並樹乗馬倶楽部のカウントダウンパーティーに戻り、まだ生きているが旺太郎との3か月の記憶がない宰子 (門脇麦) に「俺みたいなクズだけは好きになるな」「今までありがとう」と、宰子の幸せだけを願い、一方的に別れを告げる。そして1年後…。旺太郎は、自宅で「ナイン探偵事務所」を営んでいた。そんなある日、運命の再会が訪れる。いつものように依頼の電話を受けていると、事務所の扉が叩かれる。電話を切り、扉を開けると、そこに立っていたのは、宰子だった。思わず「…宰子」とつぶやく旺太郎。宰子の依頼は、“あなたとの記憶を探して欲しい”というものだった…。
とどめのパラレルの作品概要
原作/脚本
とどめのパラレルのキャスト紹介
とどめのパラレルの感想
日本テレビで放送されていた「トドメの接吻」。「ドメキス」の愛称で呼ばれてSNSでも話題になったドラマですね。
クズでホストの「エイト」こと堂島旺太郎(山崎賢人)が謎の女(門脇麦)にキスをされ死んでしまう・・・しかし、エイトが気が付くと7日前に戻っているというタイムリープもの。キスで死ぬ、なんて斬新なドラマ・・・。エンディングテーマには、菅田将暉さんの「さよならエレジー」が使用されています。ドラマを見たことがなくても、この曲なら知っているという方は多いのではないでしょうか?菅田さんもミュージシャン役で友情出演されています。
タイムリープものにつきものな謎、それは「戻る前の世界線はどうなっているのか?」ということ。その謎を描いているのが「トドメのパラレル」。こちらはHuluオリジナルドラマとして配信されています。
死んだあとの世界線を描いているため、このドラマでは残念ながらエイトは基本死体で登場します。冒頭の2分くらいしか生きていません・・・
もちろん視聴者は、なぜエイトが死んだのかという理由を知っています。しかし、警察が全くの筋違いな推理を広げたりと、その後どうなっているかをコミカルに描いています。しかし、中には小山田(志尊淳)が罪を着せられ自害するというような衝撃の結末も・・・
ミカ(唐田エリカ)を脅している時のエイトの表情、「うわぁ、すごいクズ・・・」と思ってしまいました。この先、山崎賢人さんのことクズにしか見えなくなりそう・・・その位ハマり役・・・ということでしょうね。対象的に、並木(新田真剣佑)の御曹司ぷり、王子様然とした態度はすごいです。こんなお兄ちゃんがほしい!と見た人は誰でも思うのではないでしょうか・・・。
小山田(志尊淳)の異常な愛について掘り下げたり、美尊(新木優子)が襲われた後、立ち上がるまでの心の模様を描いたりと、サブキャラクターたちに焦点が当たる話もあります。サブキャラクターの数年後が見られるような話もあるので、推し俳優さんがいる方には嬉しい内容となっています。本編ではハッピーエンド、なのにダークな終わり方をする回も・・・全く違った内容を楽しめるなんてすごいファンサービスですよね。パラレルワールドだからこそ出来るストーリー構成じゃないかと思います。
本編1話→パラレル1話→本編2話といった順番で見るのを強くお勧めします!こんな見方出来るのはHuluだけですね。
それにしても、プロデューサーさんには先見の目があるのかなあと思えるようなキャスティングですね。放送当時は特に名前の知らなかったような有名俳優さんばかり出ているドラマです。今改めてみると全く違う見方ができるのではないでしょうか。
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