HOMELAND/ホームランド
HOMELAND/ホームランドとは?
『24-TWENTY FOUR-』の製作陣が再び全米を熱狂させた超一級サスペンス。テロを未然に防ぐべく闘うCIAと“戦争の英雄”の息詰る攻防戦をスリリングに描いた『HOMELAND/ホームランド』は、アメリカの現代社会が抱える闇に鋭く切り込み、スピーディな展開でぐいぐいと観る者を引き込んでいく。
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HOMELAND/ホームランドのあらすじ ネタバレ
英雄の帰還
米海兵隊員ニックがアルカイダ基地で発見された。8年前に死亡したと思われていたニックの救助に国中がわき上がる中、CIAのキャリーだけが不安なものを感じていた。
トラウマ
ブロディの帰還から3日。再入隊が要請されるが、本人はトラウマに苦しみ不可思議な行動をくり返していた。そんな中、キャリーの元にナジールに関する有力な情報が入る。
罪なき者の声
ブロディ家でのインタビューが決まるが、デイナは取材を拒否していた。リンは皇太子の情報を盗み出しCIAに渡すことに成功。しかしリンは身の危険を感じ始めていた。
常に忠誠を
殺されたリンがつけていたネックレスの行方を追うキャリーは、皇太子の執事長ワリドがリン殺害の後、すぐに出向いた店に目を付け、そこが闇の金融業者だと突き止める。
死角
ブロディの見張り役だった男が確保され、キャリーとソールがブロディの協力を得て尋問にあたる。尋問は効果的に進み、情報を引き出せると思った矢先、事件が起きる。
誠実な兵士
ハミドにカミソリを渡した犯人を突き止めるため、キャリーはハミドと直接会った全員がポリグラフ検査を受けることを提案。ブロディの嘘がこれで明らかになると期待するが…。
過ちの週末
キャリーはブロディに誘われるまま車に乗り、別荘へ出かける。楽しく過ごす2人だったが、キャリーがうっかり発した一言でブロディを監視していたことがばれてしまう。
弱点
殺されたはずのトムが生きていたという衝撃の情報を受け、CIAはFBIと連携して身柄確保に乗り出す。キャリーはブロディに謝罪するが、許してもらえず心を痛めていた。
クロスファイア
ブロディは突然拉致され、気がつくと部屋のテレビからある男が語りかけてきた。話を聞きながら、ブロディはイラクでの過去を思い出し、ある辛い記憶が呼び覚まされる。
始動
ブロディ家に副大統領が訪れ、ブロディに議員選挙に出馬するよう要請する。ウォーカーをおびき寄せる作戦を立てたキャリーたちだが、その結果は思いもよらぬことになる。
信念と覚悟
爆発のショックでそう状態になったキャリー。警戒中の大統領暗殺計画よりも、もっと重大なテロが起きる危険があるとソールに訴えるが、興奮状態でなかなか話が伝わらない。
決意の果てに (前編)
ブロディの裏切りによりキャリーは謹慎処分を受け、CIAには戻れなくなった。そんな中、副大統領は大統領選への出馬を表明することに。一方ソールはキャリーが見つけた“ナジールの空白期間”について調べ、その謎に行き当たるが…。
決意の果てに (後編)
【シーズン1 最終話】副大統領の大統領選出馬表明の日。厳重な警備の中、次々と集まる要人の中に何かを決意したブロディの姿があった。一方キャリーは謹慎処分を受け、うつ状態に陥っていた。
HOMELAND/ホームランドの作品概要
監督/演出
プロデューサー
HOMELAND/ホームランドのキャスト紹介
- クレア・デインズ
- エリザベス・マーヴェル
- モーリー・スターリング
- ルパート・フレンド
- ライナス・ローチ
- F・マーリー・エイブラハム
- ジェイク・ウェバー
- ダミアン・ルイス
- モーガン・スペクター
- ミランダ・オットー
- マンディ・パティンキン
- モリーナ・バッカリン
- サリタ・チョウドリー
- トレイシー・レッツ
- ジャクソン・ペイス
- モーガン・セイラー
- ナザニン・ボニアディ
- デヴィッド・ヘアウッド
- ライラ・ロビンズ
- ディエゴ・クラッテンホフ
HOMELAND/ホームランドの感想
このドラマは、8年間行方不明だったアメリカ兵が帰還するが主人公であるCIAのキャリーは彼が敵国のスパイではないかと疑い奔走していくストーリーだ。
アメリカはもちろん日本でも非常に評価の高い作品だったので視聴することにした。
多くの伏線がありきっちり回収されているところだったり、主人公キャリーを演じるクレア・デインズの演技力だったり、先の見えないストーリーの展開だったり、確かに評価の高いことに納得のいく作品だった。
ただ個人的な価値観なのだが、私はもう少しライトにみれる作品のほうが好みではある。
子育てや家事の合間に視聴していることが多いため、集中して視聴するのは難しい。となると、せっかくの伏線も見逃してしまうこともしばしば…。
なので一話完結やストーリーも重くないものを選ぶことが多い。
そんな私なのでこのドラマは畏れ多くも他の視聴者様と比べて評価が低いものとなってしまったが、それでも面白いというのは理解できる。
伏線を見逃していたのはあきらかに私の視聴の問題だし、主人公のキャリーが双極性障害(所謂うつ病のこと)なことから感情の起伏が激しく怒り怒鳴り散らしているシーンばかり目につくのが気に入らないのは子育てしながら見ているというやはり私の視聴の問題だろう。
ラストがハッピーエンドではなく、バッドエンドで終わるところも残念だった。
キャリーの今までの努力が報われたのならまた評価も違ったのかもしれないが、キャリーの努力は報われないまま終わるバッドエンドにがっかりした。
というわけで、私の感想としてはいまいちだったが評価が高いというのはおおいに納得できる内容だった。
もしこのドラマを1~2話みて私のように感じた人がいたならば、ぜひ七話まで頑張ってみてほしいと思う。
はっきりいって序盤~7話くらいまでは大きな展開というものはない。
主人公がスパイかもと疑うブロディ帰還兵がガレージでイスラムのお祈りの儀式を行うシーンや、パーティーの最中いきなり鹿を打ち殺す奇人ぶりを発揮するシーンなど視聴者に本当にスパイなのかどうかを考えさせる伏線的なシーンはいくつかあるものの、とくに大きなストーリーの発展はない。
次シーズンをみようかどうか悩むところである。
物語が大きく展開するのは7話あたりからである。全13話の構成なのでちょうど中盤なのだが、ここから一気に物語が進んでいく。
ここからが面白いと思う。
とはいっても、1話~7話までが無駄なわけではない。ここでキャリーのことやCIA、ブロディの家族など、それぞれの人間関係や考え方、キャラクター性などが丁寧に描かれている。
ここの基盤をしっかり作っておくことでラストの物語が急速な展開になっても置いてかれることはないのだと思う。
そのため全体的な流れとしてとてもいい構想なのだと思うので、ぜひそこまで踏ん張ってみてほしいなと思う。
ただ本当にバッドエンドなのは残念。
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