猿の惑星:創世記(ジェネシス)
猿の惑星:創世記(ジェネシス)とは?
映画史上に残る名作SFをリブートした、猿の惑星誕生の起源に迫る新シリーズ第1弾
なぜ、猿は地上の支配者となったのか?サンフランシスコを舞台に、その発端となる事件が描かれる。俳優の演技と最新VFXを組み合わせた猿たちの存在感がリアル。
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猿の惑星:創世記(ジェネシス)のあらすじ ネタバレ
製薬会社でアルツハイマー用の新薬を投与された猿が暴れ出し、射殺される。だが、その猿は妊娠しており、研究者のウィルは、生まれたばかりの赤ん坊を自宅に連れ帰る。シーザーと名付けられたその猿は、やがて高度な知能を発揮するようになるが…。
2020年11月8日 23:59まで配信
猿の惑星:創世記(ジェネシス)の作品概要
猿の惑星:創世記(ジェネシス)のキャスト紹介
猿の惑星:創世記(ジェネシス)の感想
猿の惑星3部作の第1作目となる今作では、主役となる猿「シーザー」と人間による親子愛が描かれます。ウィルはまだ赤ちゃんだったシーザーを捨てることができず、研究室から持ち帰り自宅で育てることにしました。ですがまさか、それこそが人類にとっては全ての元凶であり、創世記の始まりになってしまうとはこの時は誰も思わなかったでしょう。
シーザーは体が大きくなるとともに特別なDNAの力によって、まるで人間のような知能へと進化していきます。自己の存在は人間にしか認識できないそうですが、「自分はペットなのか?」とウィルに訴えかけるシーザーは「自分とは何者なのか」を思考できていることから、人間同等の生物に成長したことが伺えます。
ですがチンパンジーとしての本能的なものも捨てきれず、シーザーは次第に人間社会でうまく生きていくことが難しくなってしまうのです。シーザーが下した自身への決断は、ある意味必然な結果なのかもしれません。
今作で印象的なのは猿の「目」でしょう。目には思考や感情が映るものです。猿が猿でなくなる瞬間がはっきりと目で演技されており、人間でない生物が人間同等の生物に成り上がるという恐怖感を感じることができます。
ラストの猿やゴリラ、オランウータンが集合した戦闘シーンは自分があの場にいるのを想像すると本当に恐ろしいくらいのパワーとスリルで溢れており必見です。
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