ちょっと今から仕事やめてくる
ちょっと今から仕事やめてくるとは?
ブラック企業で働く若者を、死んだはずの男が救う!?働く人に勇気をくれる人間ドラマ
福士蒼汰と工藤阿須加が共演。北川恵海による原作小説は、第21回電撃小説大賞メディアワークス文庫賞受賞。苦しい若者の現実を描きながら、見る者に清々しさをくれる快作。
再生113分
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ちょっと今から仕事やめてくるのあらすじ ネタバレ
仕事で厳しいノルマを課せられ、精神的に追い詰められていた入社1年目の青山隆。極度の疲労から駅のホームで倒れかかったところに電車が入ってきて、はねられそうになる。その時、彼の命を救ったのは、「ヤマモト」という幼なじみを名乗る男だった。
2020年9月30日 23:59まで配信
ちょっと今から仕事やめてくるの作品概要
ちょっと今から仕事やめてくるのキャスト紹介
ちょっと今から仕事やめてくるの感想
主人公の青山がたまたま入社した先がブラック企業で、働き疲れ生きることに絶望してしまうところから物語はスタートします。確かに青山の勤め先である会社は典型的なブラック企業っぽさがありました。やや誇張されたような表現があるとはいえ、軍隊のような朝礼や過剰なノルマなどは実際にブラック企業で働いたことがある人にはあるあるなのかもしれません。
鬱状態になってしまうほどプライベートを犠牲にして働いている人にとって、仕事をやめるというのは実は簡単にできることではありません。「ちょっと今から仕事やめてくる」なんて、気軽に辞められる人であれば、そもそも仕事で鬱になることはないでしょう。
日本人は真面目で勤勉と言われますが、それはきっと人に迷惑をかけない、社会のためになることをするという精神が根底にあるからこそなのかもしれませんね。
もうやめたいと思いつつも、頑張って働いていると、そんな精神からか仕事を辞めるのではなく死んでしまうという選択肢が先に来てしまいます。そんな時に、新たな価値観を与えてくれるヤマモトのような第三者の存在が必要なのでしょう。
冒頭の「生きるって希望をもつこと」というフレーズが印象的です。希望をもてなくなっている時こそ、生き方を変えなければならないサインなのかもしれません。
“ちょっと今から仕事やめてくる”
新しい扉を開くためには、そんな気軽なマインドが時には必要なのでしょう。青山のように疲労困憊な人や、背中を押してくれる作品に出会いたい人におすすめです。
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