フューリー
フューリーとは?
第二次世界大戦中の欧州戦線で、たった一台のシャーマン戦車がドイツ軍300人と激突
監督は「エンド・オブ・ウォッチ」のデヴィッド・エアー、主演はブラッド・ピット。ドイツが誇るティーガー戦車VSシャーマン戦車の息詰まる一騎討ちからも目が離せない
再生134分
フューリーの予告動画は、こちら
フューリーのあらすじ ネタバレ
第二次大戦末期のヨーロッパ戦線で徹底抗戦を繰り広げていたドイツ軍。シャーマン戦車“フューリー号”を駆るウォーダディーは仲間と共に戦火の中、過酷なミッションに駆り出される。地雷により立ち往生したフューリーに300人のドイツ軍部隊が襲い掛かる。
2020年4月15日 23:59まで配信
フューリーの作品概要
フューリーのキャスト紹介
フューリーの感想
ブラッド・ピッド演じるドンが率いる5人の戦隊員が乗る戦車の愛称のようなものが、「フューリー」です。
5人を中心にストーリが展開されていくので、登場人物が次から次へとでてくる戦争系の映画が苦手な人でもこの映画は観やすいと思います。たまたま揃えられた5人はそれぞれキャラクターが際立っていて、角があり雰囲気にピリつきはありながらも団結力を感じました。
ドン隊長は指揮をとるのがうまく、個性の強い隊員をまとめるのも上手です。途中から加わったノーマンは、もともと戦場に駆り出されるようなポジションに務めていたわけではなかったので、人を殺すことに全く慣れていませんでした。そんなノーマンに、「お前が殺せ!」と無理やりにでも彼を兵士として調教しようとする隊長はかなり冷酷な人に思えます。
ですが物語が進むにつれ、隊長の人間としての優しさも垣間見えてきて、だからこそ戦争の残酷さが伝わってきました。
なんとか生き延びてきたフューリーも、敵軍に追い込まれることでラストには怒涛の展開を迎えます。思わず体に力が入ってしまうような緊迫した戦闘シーンに、観た後はぐったりしてしまうかもしれません。それほど戦争で命を落とすことのあっけなさと恐ろしさを考えさせられる作品でした。
戦艦大和のような大きなスケールではないからこそ、たった5人のチームワークで孤独に闘う彼らに感情移入せずにはいられません!
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