アデライン、100年目の恋
アデライン、100年目の恋とは?
100年を超えて、真実の愛を見つける。数奇な運命に見舞われた女性のラブストーリー
残酷な運命に翻弄されるヒロインを、『ゴシップ・ガール』のブレイク・ライヴリーが美しくもミステリアスに好演。グッチの衣装がシックかつゴージャスに彩りを添える。
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アデライン、100年目の恋のあらすじ ネタバレ
奇跡的な出来事により29歳の姿のまま老いなくなったアデラインは、愛犬とひとり娘だけを心の支えに、名前と住居を変えながら100歳を超える今日まで孤独に生きてきた。そんなある日、美しい青年エリスと出会い惹かれていくが、“過去の恋”が立ちふさがり…。
アデライン、100年目の恋の作品概要
アデライン、100年目の恋のキャスト紹介
アデライン、100年目の恋の感想
雪の日の交通事故で死にかけたアデラインは、たまたま雷に撃たれたことでDNAの電子圧縮をうけ、以降全く年をとらない人間になってしまうことから物語ははじまっていきます。
アデラインはとっても美人なので、老いない姿をみると羨ましくも感じてしまいますが、我が子の方がおばあちゃんの姿になってしまうのはなんとも表現しがたい切なさがありました。いつ死ぬのかも分からないほど年をとらない彼女が、誰かと寄り添って生きていくことに恐れを感じてしまうのも無理はありません。
ですが意を決して今までの自分から変わろうと、新たに好きになった人と時間を共に生きていくことを決めますが、この映画が面白いのはここからです。彼氏の父親が、アデラインが昔1番恋した相手(ウィリアム)だったのです!!
複雑すぎる昼ドラのような関係性ではありますが、この映画はとても美しい物語に仕上がっています。
ウィリアムの、アデラインは過去の最愛の人でありながらそれでも40年添い遂げた妻を大事に思い、愛していく姿に胸をうたれます。好きになった人を好きでいつづける、これほど難しくも愛に満ちた行為はないでしょう。
人生はどんなに短くても、はたまたアデラインのように終わりがないように思えるほど長くても、結局は自分から行動していくことでしか動き出さないというのは同じなのかもしれません。さまざまな感情を呼び起こしてくれる、愛に溢れた映画です。
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