カメラを止めるな!
カメラを止めるな!とは?
何が起きてもカメラは止めない!衝撃の展開と笑いに満ちたゾンビサバイバルコメディ!
脚本は数カ月間のリハーサルを経て、俳優たちに当て書きで執筆。映画の表と裏を描いた構成と緻密な脚本、37分にわたるワンカット撮影など、挑戦に満ちた野心作!
ENBUゼミナールのワークショップ作品として300万円という低予算で制作されたが、口コミで大ブレイク!興行収入は30億円を突破している。
カメラを止めるな!の予告動画は、こちら
カメラを止めるな!のあらすじ ネタバレ
とある自主映画の撮影隊が山奥の廃墟でゾンビ映画を撮影していた。本物を求める監督は、なかなかOKを出さず、撮影は長時間に達していた。そんななか、撮影隊に本物のゾンビが襲いかかる。監督は大喜びで撮影を続け、スタッフは次々とゾンビになっていくが…。
カメラを止めるな!の作品概要
カメラを止めるな!のキャスト紹介
カメラを止めるな!の感想
低予算で制作され、小劇場でのみ公開されるはずだった今作。話題を呼びSNSでも「この映画がすごい!」と拡散され、空前の大ヒットを記録した伝説とも呼べる映画です。
いざ観てみると、まさに自主制作映画といった感じのB級な雰囲気のある映画でした。いつもテレビや映画でみるような俳優さんは1人も見当たらないし、セリフや喋る間もなんだか下手、というか違和感があります。
「この映画、やっぱり周りが言うほど面白くないじゃん。」という気分に、序盤はさせられてしまいます。ですがそれを耐えてしばらくみていると、ジワジワとおもしろい展開が始まっていき、ラストには「もう気持ちよくてしょうがない!」という解放感に心が満ち溢れます。
伏線の回収の仕方が秀逸で、全て見終わってもまた改めてもう1度観たくなってしまうような作品でしょう。
低予算なことさえも映画の魅力のひとつとして昇華させ、脚本、キャスト全てが相まっておもしろい作品になっています。漫画や小説などの実写映画が多い中で、「【映画】をつくりたいんだ!」という熱い意気込みが感じられる作品なのではないでしょうか。
映画だからこそ表現できるおもしろさが凝縮された、映画好きのための映画と言えるでしょう。
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