リンダ リンダ リンダ
リンダ リンダ リンダとは?
ザ・ブルーハーツの名曲がつなぐ女子高生の友情!愛おしさと笑いに満ちた青春コメディ
「もらとりあむタマ子」など不器用な人々を描くコメディに定評のある山下敦弘が監督。韓国の人気女優ペ・ドゥナを主演に迎え、女子高生バンドの奮闘をユーモラスにつづる。
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リンダ リンダ リンダのあらすじ ネタバレ
文化祭に向けて練習に明け暮れていた女子高生バンド5人組であったが、本番を前にボーカルとギターが抜けてしまう。残された3人はザ・ブルーハーツの「リンダ リンダ」なら演奏できると思い立ち、韓国人留学生のソンをボーカルに迎えて再始動するが…。
2020年2月29日 23:59まで配信
リンダ リンダ リンダの作品概要
リンダ リンダ リンダのキャスト紹介
リンダ リンダ リンダの感想
U-NEXTでは青春コメディとの表記がありましたが、爆笑するようなコメディ的要素はあまりありません。女子高生のリアルな日常の風景をみているような気分になる映画です。セリフも、セリフっぽすぎず、現実的な会話に近いような会話のかけあいが魅力的です。
独特のテンポで繋がれるシーンの数々は、自分の学生時代をも思い起こさせます。何気ない学校の校舎の風景に、「あぁこんなところに自動販売機とかあったよなぁ」としみじみ。
女子高生が【ザ・ブルーハーツ】の曲をバンドで歌うというところに青春を感じます。留学生のソンの歌唱の仕方がまた独特でクセになる歌声で、映画全体の魅力を引き立てています。文化祭のいつもと違うワクワク感とちょっぴりつまらない雰囲気も、とてもリアルでたまりません。
彼女たちの少し気怠そうな雰囲気をみていると【青春は後から気付くものなのだ】とつくづく感じます。実際は、恋愛も消化不良だったり中途半端になりがちなのも青春時代ならではの思い出なのではないでしょうか。
もう大人になってしまった人が観ると、「ちょっと退屈でフラストレーションがたまるようなあの日々こそが、もう2度と戻らない青春だったんだ」と自分の学生時代を思い起こさせられる、そんな作品です。
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