ミディアム 霊能者アリソン·デュボア
ミディアム 霊能者アリソン·デュボアのあらすじ ネタバレ
実在する霊能者アリソン・デュボアの生活を基にしたドラマシリーズ。主役パトリシア・アークエットが演じるアリソンは、妻であり、娘3人の良き母であり、夢を通して死者とコンタクトをとることができる霊能者でもある。地方刑事デヴァロスの元で働くアリソンは、その霊能力で次々と真犯人を解明していく。事件にまつわる人間ドラマとともに、ワーキングマザーとして奮闘する霊能者のアリソンに全米が共感した話題作!
受賞
ミディアム 霊能者アリソン·デュボアの作品概要
ミディアム 霊能者アリソン·デュボアのキャスト紹介
出演者
ミディアム 霊能者アリソン·デュボアの感想
死者と会話をしたり事件の夢をみたりすることの出来る霊能者であるアリソンが、死者からのメッセージを頼りに事件を解決していく犯罪ドラマである。
主人公のアリソンは実在する同名の霊能者であるアリソン·デュボアがモデルになっているそう。
アリソンは死者とコンタクトがとれること以外はどこにでもいる普通の主婦で、夫と3人の娘たちを心から愛し家族を大切に思う様子がよく表れている。
ただちょっとヒステリック気味なところがあるので、好き嫌いの分かれるキャラクターかもしれない。
事件の夢を見た、女性が襲われている!といって夜中に同僚の刑事に慌てて電話するものの、その場所がどこかその女性が誰なのか、はたまたその事件が今本当に起きているのかさえもわからない。それでも電話してなんとかしろ、という…なんとも無茶振りだと思う。
夜中にそんな電話がきても怒ることなくなんとかしようと動いてくれる同僚のスキャンロン刑事の器の大きさにあっぱれである。
事件の夢を見るたびに夫のジョーも当然起こされるが彼もまた文句をいわずアリソンの話に付き合い、朝は子どもたちの世話までするというこちらもまた素晴らしく人間のできた心優しい夫である。
自分の直感を信じているからこそ真正面から相手にぶつかっていくアリソンは女性や母としての強さは感じられるが、科学的な証拠がなくどうしようもない場合にも親身に話を聞いてくれる上司を責め立て自己主張をする様子は日本人としては理解し難いものである。
とはいっても、それは彼女が全力で事件を解決させたいと取り組むからこそのため嫌いにはなれない。
夫や子どもへの深い愛情は家庭を持つ母としてとても共感できるものである。
基本的に1話完結のため見やすいドラマだと思う。
アリソン一家として子どもたちもよく登場するためなのか、殺人を扱う犯罪ドラマだが遺体が具体的にうつることはあまりなく血の描写なども少ないように思う。
事件の夢をみたり死者とコンタクトをとり事件を解決していくのがメインなのだが、サイドストーリーとして子どもたちのこともよく描かれているのでファミリードラマのような雰囲気もある。
特に次女のブリジットは子どもらしさ全開のまさに天真爛漫のキャラクターであり、思わずクスッと笑ってしまうようなシーンが多い。
犯罪ドラマなのにファミリードラマだと思わせてしまうのは彼女の魅力のせいなのではないのだろうか。
シーズン1では最後にプッシュ警部が無茶なことをする。このプッシュ警部は熱いデカ魂をもった心優しいおじいちゃんキャラクターであり、私はとても気に入ってるだけにこの無茶な行動にハラハラさせられた。
それも含めて犯人逮捕は次シーズンに持ち越しのため気になる終わり方である。
プッシュ警部はどうなったのか、犯人は誰なのか、次のシーズンも見逃せない。
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