アレンジメント ハリウッドに潜む闇
アレンジメント ハリウッドに潜む闇とは?
【Huluプレミア】「アレンジメント ハリウッドに潜む闇」は、若く美しい女優のメーガン・モリソンが、夏の大作映画のヒロイン役を決めるオーディションを受けるところから始まる。相手役は映画界のトップスター、カイル・ウエスト。メーガンはオーディションですばらしい演技を披露、カイルと夢のようなデートを重ねるようになる。だが彼女のシンデレラ・ストーリーは、ある契約を提示されてから予想外の展開を迎える。それは彼女の人生を永久に変え、将来の名声を約束するものだった。名声こそがすべてという街で、キャリアのためにどこまでできるのか、そして、その“取り決め”に合意するのか。メーガンは大きな決断を迫られる。
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アレンジメント ハリウッドに潜む闇のあらすじ ネタバレ
契約
ウェートレス兼、売れない女優のメーガン・モリソンは、ハリウッドの超人気俳優であるカイル・ウエストと共演する映画のオーディションを受けることで、人生でまたとないチャンスを得る。しかし、メーガンの期待を上回る出来事が…。なんとカイルから、1000万ドルに値する契約結婚を申し込まれたのだ!
別れた恋人
付き合い始めたカイルとメーガンは、ベネチアへと慌ただしく旅立つ。そこで2人はリズベズに対して全く異なる反応を示す。
リーク
カイルとメーガンは、ハリウッドで話題のカップルとして周知される。やがてメーガンの私生活がネット上にリークされ、2人の絆が試されることに…。
衝突
メーガンはキャリア・アップへの次の一手を模索する。一方、カイルはメーガンと会う口実にダブルデートを計画する。相手は有名なプロ・アスリートと、歯に衣着せぬ発言をする、その妻だ。
誘惑
カイルとの距離を縮めるため、メーガンは研究所のセミナーを受講する。テレンスはカイルの行動に不安を募らせる。ディアンは新しい刺激的な関係に巻き込まれていく。
コントロール
舞台の初日に向けて準備を進めるメーガン。一方、カイルは過去の因縁の相手と再会、対応を迫られる。
過去への旅路
メーガンが親友の結婚式の司会を務めることになった。カイルはメーガンに付き添い、彼女の故郷を訪れる。
裏切り
メーガンは新たなテレビの仕事が決まり、子供時代の憧れの俳優と共演する。一方、カイルとディアンは、カイルの次回作を巡って意見が対立する。
罪
スタジオが「ザ・キル・プラン」用のPRを展開する中、メーガンとカイルはその対応に迫られる。
新たなストーリー
【シーズン1 最終話】メーガンとカイルは、明らかになったメーガンの過去と対峙する。テレンスとディアンは研究所にとって脅威となり得るものに対抗するため、力を合わせる。
アレンジメント ハリウッドに潜む闇の作品概要
プロデューサー
原作/脚本
アレンジメント ハリウッドに潜む闇のキャスト紹介
アレンジメント ハリウッドに潜む闇の感想
このドラマは売れない女優の卵がハリウッドスターに見初められるというシンデレラストーリーであり、その一方で裏側に潜む契約結婚や自己啓発団体などを描いたサスペンス物である。
このドラマの内容があるハリウッドスターの実話ではないのかということで話題になった作品だ。
それがトム・クルーズとケイティ・ホームズである。
そして製作側も「彼らをモデルにしているわけではない。」と異例の発表をしたことでさらに話題となった。
そんな経緯からぜひ一度みてみたいと思い、全10話ということで見てみることにした。
感想は一言でいえば残念ながら「イマイチ」だった。
自己啓発団体の存在や、主人公のメーガンの過去、契約結婚など話のひとつひとつはとても興味深いものなのであるが、どうもシリーズ全体を通して風呂敷を広げすぎてしまった感が否めない。
これが全22話というのならば満足のいくほど掘り下げていくことができたのかもしれないが、全10話という短さの中でまとめるのは大変だったのだろうと察する。
どれもが中途半端に触れられているような感じで、ダラダラと話が進んでいく。
とくに惹き込まれることなく気づいたら終わっていたという印象だ。
主人公のメーガン役のクリスティーン・エヴァンジェリスタは綺麗な女優さんで自己啓発団体に監禁されるシーンではメイクも薄い仕上がりだったけれど綺麗だったし、女優の卵という役柄なことだし少し素人っぽいような平凡な雰囲気があってもかえってそれが魅力となったと思う。
ただ、相手のカイル・ウエスト役のジョシュ・ヘンダーソンは…どうなのだろう。
どことなくトム・クルーズを意識したのか?と思ってしまう外見であり、こういったことからも話題となったんだろうなと思う。
もちろん彼はイケメンだし演技もうまいと思うのだが…役柄がハリウッドの大スターで大セレブという役だったのでこちらが期待しすぎた感があり、どうもぎこちなく感じてしまう。
ハリウッドスターならではの貫録というか、オーラというか、そういうものがいまいち感じられない。
”演じている”感が漂っていて薄っぺらい演技という印象となってしまっているのが残念だ。
役のキャラクターも自己啓発団体の教祖のテレンスに頼りまくりで自分で解決しようなどとはしない甘ったれた性格なので余計のこと「これがハリウッドスター…?」という残念な気持ちにされてしまうのである。
シーズン1のラストでメーガンが洗脳されたと思いきや、そのフリをしていることがわかり自己啓発団体に立ち向かっていく様子が描かれているが…シーズン2は見ないかもしれない。
いろいろ詰め込みすぎた結果、ひとつひとつの内容が浅くなってしまい、さらに物語の進行も遅くダラダラと展開していくのでテンポの悪さが否めないのである。
米国ではシーズン2で打ち切りとなったようだがそれも納得である。
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