ナイトシフト 真夜中の救命医 シーズン1
ナイトシフト 真夜中の救命医とは?
舞台は空軍基地の町、テキサス州サンアントニオにあるサンアントニオ記念病院のER (救命病棟)。ナイトシフト (夜間勤務) を担当する“命を救うためなら手段を選ばない”元陸軍医師を中心とした医療チームの活躍を描く医療ドラマ。医療チームは、従軍経験で培った少々荒っぽい医療技術で瀕死の患者を救うとともに、患者の命よりカネを優先する…
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ナイトシフト 真夜中の救命医のあらすじ ネタバレ
始まりの夜
サンアントニオ記念病院のERのナイトシフトを担当する医療チームは、元陸軍医師を中心とするつわものぞろい。彼らは、従軍経験で培った型破りな医療スキルを駆使し、死に瀕している患者たちを救う。
心の疼く夜
胸部に銃弾を受けた瀕死の保安官補がERに緊急搬送される。保安官補は、かつて戦場でも胸を撃たれ、TC (オーエン・マッケン) が心臓移植で命を救った男だった。消えかけている命を前に、TCは二度目の心臓移植に挑む。一方、精神科医のランドリー (ダニエラ・アランソ) は、けがをした少年を診察し虐待の疑いを持つ。
豚が暴れた夜
ドリュー (ブレンダン・フェア) は、格闘技の試合でけがをしたことを隠し勤務に臨む。TCは狩猟中の事故で手を切断しかけた男の再建手術を決断。ジョーダン (ジル・フリント) は、一緒にいた女の治療を担当するが、血液型が特殊で輸血ができない。ジョーダンは女の姉に輸血を求めるが、姉は妹との確執を理由に輸血を拒否する。
アラモの夜
宗教上の理由で治療拒否をする男性が大けがをして搬送されるが、ジョーダンはその意志を無視して治療を始める。一方、軍の予備役訓練に参加していたドリューは事故に遭遇。重傷を負った仲間の命は、ドリューの手に委ねられることに。
大停電の夜
大嵐が町を襲った日、トファー (ケン・レオン) の妻は、出産の兆候を感じて病院へ向かうが、その途中、道路脇で立ち往生してしまう。TCは、外科部長に内定したジョーダンの恋人 (ゲスト出演、スコット・ウルフ) と対立する。
戦士たちの夜
ドリューのボーイフレンド、リックがアフガニスタンから帰国するが、兵士を乗せた軍のバスは事故を起こし、リックは片足を切断するかどうかという大けがを負う。TCとスコットは、ジョーダンをめぐり対立する。
囚われた夜
小型機の墜落事故が発生。TCとトファーは救命処置を始めるが、重傷の乗客の男は大量のドラッグを所持していた。クリスタ (ジーナン・グーセン) は、フォークを誤飲したという少女を診察。過食症の疑いを持つ。ポール (ロバート・ベイリーJr.) は診察したストリッパーに、ガールフレンドの扱い方を相談する。ゲスト出演者はスティーブン・バウアー。
終わらぬ夜
【シーズン1 最終話】銃弾を受けた瀕死のトファーを救うため、TCは緊急手術を始める。しかしTCは、アフガニスタンで銃弾を受けて死んだ兄を思い出し精神が不安定になっていた。一方、ジョーダンが治療を担当した殺人犯が死亡。彼女の治療をめぐり、病院は大きく揺れることに。
ナイトシフト 真夜中の救命医の作品概要
ナイトシフト 真夜中の救命医のキャスト紹介
- オーエン・マッケン
- ジル・フリント
- フレディ・ロドリゲス
- ブレンダン・フェア
- ロバート・ベイリーJr.
- ケン・レオン
- JR・レモン
- タナヤ・ビーティ
- スコット・ウルフ
- ジーナン・グーセン
- マーク・コンスエロス
ナイトシフト 真夜中の救命医の感想
ERの夜間シフトの医師たちの奮闘を描く医療系ドラマである。
医療ドラマは長寿ドラマのグレイズ・アナトミーをはじめ、ERやグッドドクターなどいろいろ放送されている。
医療ドラマはいろいろ見てきたつもりだったが、今回はキャラクターに”軍医”という経験をもつものが多く描かれていることから少し新鮮な感じでみれたと思う。
回想シーンは軍での経験のシーンが多く戦場や爆弾などのシーンはスリルがある。
医療ドラマと戦争シーンは一見ミスマッチのようにもみえるが、意外とうまく組み合わされている。
ERという緊急を要する病院と、設備の乏しい戦場というどちらも緊急性があり一刻も早い対応が求められるというところが共通しているからかもしれない。
個人的に一番のお気に入りは、事務長のマイケル・ラゴリー。
最初は経営のことばかり気にする嫌味の多いキャラクターだと思ったが、医療従事者になりたかったのに病気のために諦めた過去があったり、その夢をまだ捨てきれず医療の基礎知識もしっかりしているところなど、だんだんと味のでてくるキャラクターである。
他のキャラクターも魅力的に描かれてはいるが、失礼ながらイマイチ美人やイケメンに欠けるドラマかなと思った。
とくに女性陣は…見た目も中身も強気で気の強そうなラインナップになっている。
戦争の経験や、ERという病院の環境、などを考慮すると強気でないとやっていけないのはわかるが…もう少し優しそうな雰囲気の女性がいてもよかったのでは?と思う。
少し偏り気味な気がする。とくに最初のほうではインターンのクリスタと上司のジョーダンのキャラが重なりすぎて区別がつきにくい。
もう少し、見た目やキャラクターに個性があるといいと思う。
シーズンのラストも少し気に入らなかった。
少しずつ登場していたMRIの医師は呆気なく殺されてしまうし、殺した犯人はジョーダンが医療ミスをして死んでしまうし…いきなり盛り上げすぎだと思った。
自分を殺しかけた犯人の救助なんて動揺しても当然だと思うが、それを責める刑事が自分の都合のことしか考えていないようで実に厭味ったらしく腹が立ったのも気に入らない理由のひとつだ。
うまくまとまっているもののいろいろ詰め込みすぎかなという印象。
主人公のPTSD、過去の思い出に涙、殺人犯による立てこもり、ガス爆発事故、ジョーダンの医療ミス、…盛り上がり要素満載である。
全8話とエピソード自体が少ないので仕方ないのかもしれない。
少ないエピソード数ということを考慮するならば、うまくまとまっていたと思う。
ジョーダンの医療ミスや主人公への想いなどはきっと次シーズンですすめていくのだろうと思うので次のシーズンに期待してみようと思う。
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